大日本印刷(以下、DNP)は10月8日、コミュニケーションの進化に伴う生活者の暮らしや消費の変化の兆しを捉え、企業のマーケティング活動において新たな発想を促すマーケティング情報サイト「生活者潮流」を開設した。

同サイトでは今後、DNPが進める事業プロジェクトや独自データを活用したサービスと連携し、生活者の変化の兆しを潮流として分析し、今後求められる新しい消費やコミュニケーションのあり方について発信していく。

「生活者潮流」公式Webサイト イメージ

発信予定のコンテンツ

「DNP家計簿アプリ レシーピ!」データを活用した情報発信

「レシーピ!」は、スマートフォンでレシートを読み取るだけの便利で簡単な家計管理機能のほか、おすすめレシピなどの情報を提供する家計簿アプリ。生活者潮流では、商品の売れ筋やトレンド、業態やチェーン店別の買い物動向など、生活者の購買行動に関わる実態情報を提供する。

「メディアバリュー研究」プロジェクト

「メディアバリュー研究」とは、同社が2001年より、企業と生活者とをつなぐ情報メディアや購買チャネルをコミュニケーションチャネルと捉え、その影響や役割、生活者の暮らしの変化などに注目し調査を行ってきたもの。これら結果を生活者潮流で発信する。

「ギフト・コミュニケーション研究」プロジェクト

DNPによると、昨今、お中元やお歳暮など日本文化としてのフォーマルギフトだけでなく、お祝いやプレゼントとして日常的に贈るカジュアルギフトも活発化し、その仕組みも多様化しているという。そのため同社は、商品の価値の再発見や共有のプロセスを創出する「ギフト・コミュニケーション」の役割に着目し、商品と生活者の出会いを促し、生活者の購買行動の活性化などに取り組んでおり、同調査レポートを生活者潮流にコンテンツとして提供する。

「ブランドキズナ・マーケティング」プロジェクト

「ブランドキズナ・マーケティング」では、顧客のブランドへの愛着度と、商品カテゴリーの関連情報に関わる発信力に注目し、いずれも高いコミュニケーション型生活者の顧客が評価する内容をとらえることで、ブランドの将来像を描くとともに、最適なブランド構成やコミュニケーションの在り方を探っていく。