アジアリサーチ総研は10月6日、マレーシアにおいて、18歳以上のマレーシア在住者104名を対象に、各メディア(テレビ・ラジオ・雑誌・新聞・WEBサイト・モバイルアプリ・屋外)の広告効果についての調査を行い、その結果を日本やシンガポールとの比較と合わせて公表した。

これによると、マレーシアで「広告を見て、実際に何度も購入したことがある」と回答した人の割合が高いメディアは、1位がWebサイト(76.47%)で2位がテレビ(68.27%)となり、Web広告が伝統的なテレビ広告をしのぐほどになっているという結果が得られた。

一方、日本では、1・2位がほぼ同率でWebサイト(63.5%)と雑誌(63.2%)。シンガポールでは、1位がWebサイト(53.6%)で2位がテレビ(47.0%)となった。

「広告を見て、実際に何度も購入したことがある」メディア (資料 : アジアリサーチ総研調査)

アジアリサーチ総研によると、アジア各国においてWeb広告の影響力はとても大きなものになっており、エリアによっては日本以上にもなり得ることがうかがえるという。

なお、同調査は、マレーシア在住者(18~34才:69.2%/35~54才:27.9%/55才以上:2.9%)を対象にWebアンケートで実施したもので、日本の調査データは、ネオマーケティングから提供を受けたものとなる。