女性のためのさまざまな情報を発信するwomedia Labo*を運営するトレンダーズはこのほど、SNSへの「お料理写真」投稿に関する意識・実態調査の結果を発表した。

調査は8月31日~9月10日の期間にインターネット上で行われ、週に3~4回以上料理を作り、1回以上SNSに「お料理写真」を投稿している20~40代の女性102名から回答を得た。

65%の人がお料理写真の撮影・投稿の際、食卓を"盛った"ことがあると回答

はじめに「お料理写真」を撮影・投稿する際に、食卓を"盛った"(実際よりもよく見せた)ことがあるかどうかについて聞くと65%の人が「ある」と回答した。

続いて"盛った"写真を通じて投稿の閲覧者に何をアピールしたいと考えているのか尋ねると、「写真撮影のセンス」(63%)、「料理の腕」(56%)、「メニュー選びのセンス」(56%)が上位にあがった。加えて「ライフスタイルのセンス」(54%)と答えた人も半数以上にのぼった。

ランチョンマットが1位

「お料理写真」を"盛る"ために購入したことがあるアイテムも調査した。すると「ランチョンマット」(71%)、「箸置き」(53%)、「グラス・タンブラー」(51%)がトップ3に並んだ。

また購入したアイテムの最高金額(1回のお料理写真あたり)を聞いたところ、「調理器具類(調味料入れ、鍋、保存容器等)」は平均7,147円、「食器・カトラリー類(お皿、グラス、カップ類)」は平均4,377円、「食材」は平均3,264円となった。同社は「『お料理写真』を"盛る"ことに対する女性たちの"本気度"がうかがえる」としている。

"盛りすぎ"だと感じた経験がある人は57%

一方、他人の「お料理写真」を見て、"盛りすぎ"(過剰に"盛っている")だと感じたことがあるかたずねると57%と約6割が「ある」と回答。

その特徴としては「ものすごく生活感のない、きれいすぎる食卓の状態」(29歳・未婚)、「お花がテーブルに散らしてあったり、テーブルクロスをクシャッとさせていたり、お鍋に野菜をたくさん詰め込んでいたりする、カタログのような雰囲気の写真」(35歳・既婚)などがあがった。