Threatpost - The First Stop For Security News

9月23日(米国時間)、Threatpostに掲載された記事「5.6 Million Fingerprints Stolen In OPM Hack|Threatpost|The first stop for security news」が、今年の6月に発生した米国政府の人事管理局のデータ漏洩事件で、連邦政府に務めている従業員の約560万人分の指紋データが漏洩していたことを伝えた。これは6月の段階で当局が発表していた被害の5倍に相当する。

今年6月に発覚した米国政府人事管理局のデータ漏洩では、指紋データ以外にも従業員のソーシャルセキュリティ番号、誕生日、業務実績、雇用履歴、労働条件、履歴、学歴、兵役履歴関連文書なども漏洩したとされている。このデータ漏洩事件はセキュリティ業界の歴史においてかなり規模の大きな事故となった。

現在のところ漏洩した指紋データは悪用された事実はないとしているが、将来的に悪用される危険性があることが言及されている。当局は今後も調査を進め、データ漏洩を報告するユーザの特定を継続するとしている。