オレンジページはこのほど、「親世代の健康意識・親への贈り物」についての調査結果を明らかにした。調査は60代の親を持つ女性を対象にインターネット上で行われ、8月20日~25日の期間に299人から回答を得た。

親が日ごろ健康のために行っていることは?

親は、日ごろから健康に気をつかっているか尋ねたところ、81.6%が「積極的に気をつかっている・やや気を使っている」と回答した。また、52%が「週1回以上運動している」と回答しており、実施している運動について聞くと「散歩」(35.5%)、「ウオーキング」(17.4%)が上位を占めた。

親が所持している機器について聞くと「体重計」(65.6%)、「血圧計」(52.2%)、「体脂肪計」(34.8%)など、自分自身の健康状態を把握するための機器が多かった。高額なマッサージチェアも17.7%が持っており、健康維持のために投資を惜しまない姿もうかがえる。

親が所持している機器

敬老の日を前に、シニア世代の行動や意識を子世代に確認した上で、今後、何を贈りたいかと尋ねたところ、1位は「旅行(旅行券)」(44.1%)だった。2位は健康管理を目的として、エクササイズから睡眠まで身体活動に関するデータを測定・記録するデバイス「活動量計」(40.5%)。3位は「食事会」(34.8%)、4位が「健康サポート器具」(30.4%)となっている。

親に贈ったことのあるもの、今後贈りたいもの

活動量計で、親世代に使ってもらいたい機能を尋ねたところ、「運動量・運動時間の記録」(50%)、「歩数の記録」(47%)、「脈拍数・心拍数の記録」(44%)が上位を占めた。散歩やウオーキングなどの「運動面」の記録だけでなく、健康のバロメーターである「脈拍数・心拍数」を把握できることが、活動量計選びの大きなポイントになるようだ。