ASUS JAPANは16日、前面と背面の両方に1,300万画素のカメラを搭載した、5.5型Androidスマートフォン「ZenFone Selfie(ZD551KL)」を発表した。18日に発売し、本日より予約の受付を開始する。店頭予想価格は税別37,800円前後。

ZenFone Selfie(ZD551KL)

背面だけでなく、前面にもLEDフラッシュ付きの1,300万画素のカメラを備え、"自撮り"にフォーカスしたスマートフォン。撮影した画像に対し、肌の色や質感、明るさ、目の大きさ、顔の輪郭を調整する「美人エフェクト」機能を搭載するほか、周囲の明るさに合わせて、フラッシュの発光度合いを調節する「リアルトーンフラッシュ機能」により、自然な明るさと色味を表現するという。

また、背面カメラにはレーザーオートフォーカスを搭載し、周囲が暗くピントが合わせにくい場所でも、短時間で焦点を合わせられるとしている。

ディスプレイは表面にCorning Gorilla Glass 4を採用した5.5型IPS液晶で、画面の解像度は1,920×1,080ドットのフルHD。特殊な技術で積極方法により、タッチセンサと液晶パネルの間にできる空気層を取り除くことで、従来よりも光の透過性やタッチレスポンスを向上させている。

このほか、ASUS独自のUIである「ASUS ZenUI」を搭載し、スリープ状態の画面に文字を書くように指を動かすことで、カメラやブラウザといったアプリが起動できる「ZenMotion」や、2つのパスワードを使い分けることで、1台のスマートフォン内にまったく異なる領域を作成できる「SnapView」などの機能が利用できる。

主な仕様は、OSがAndroid 5.0.2、液晶が10点タッチ対応の5.5型フルHD(1,920×1,080ドット)、プロセッサがQualcomm Snapdragon 615(1.5GHz)、メモリが2GB、ストレージが16GB eMCP。センサー類がGPS(GLONASSサポート)、加速度、近接、電子コンパス、光、磁気、ジャイロスコープなど。

通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.0。SIMスロットを2基搭載し、対応版とは、LTEが2,100(バンド1)、1,900(バンド2)、1,800(バンド3)、850(バンド5)、800(バンド6)、900(バンド8)、1,700(バンド9)、800(バンド18)、800(バンド19)、700(バンド28)MHz。W-CDMA(HSPA+)が2,100(バンド1)、1,900(バンド2)、850(バンド5)、800(バンド6)、900(バンド8)、800(バンド19)MHz。GSM/EDGEが850、900、1,800、1,900MHz。

インタフェースはmicroUSB×1、microSIMスロット×2、microSDXC対応カードスロット、マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック×1など。バッテリ駆動時間は、Wi-Fi接続時で約11.8時間、モバイル通信時で約10.4時間(輝度100cd/平方メートルで利用した場合)。

本体サイズはW77.2×D3.9~10.8×H156.5mm、重量は約170g。本体カラーはホワイト、ピンク、アクアブルーの3色。