タニタは9月15日、脚の筋力やバランス能力といった運動機能の状態を確認できる計測機器「BM-220」の試作モデルを発表した。

「BM-220」は、椅子に座った状態で本体に足を乗せ、踏ん張って立ち上がるだけで運動機能の計測ができる装置。計測台に搭載した荷重センサーが、椅子からの立ち上がり時の「パワー」「スピード」「バランス」の3項目を計測する。立ち上がり時のパワー、スピードは5段階、バランスは3段階で判定する。これにより、骨折・転倒や関節疾患発症の兆候を早期に確認することができるとしている。

なお、同社現在「BM-220」の無料モニターの募集を開始している。貸出期間は3カ月間で、医療機関や高齢者施設、介護予防教室などでのモニタリングを通じて広く知見を集め、できるだけ早期に商品化したいとしている。

「BM-220」の試作モデル

解析結果画面