マイナビは、「ASEAN諸国勤務に関する意識調査」の結果を発表した。対象は25~44歳の正社員男女600名。期間は、7月21日~23日。
ASEAN諸国で勤務したい国、「シンガポール」がトップに
ASEAN諸国のうち勤務を希望する国を聞いたところ、40.5%で「シンガポール」が1位となった。次いで、「タイ」(27.5%)、「マレーシア」(8.8%)と続いた。その国を希望する理由を聞くと、「シンガポール」は「治安が比較的良いから」(55.5%)が最多となった。「タイ」では「親日的な国・国民性だから」(56.8%)が票を集めた。
ASEAN諸国で勤務する場合に重視する点を聞くと、40.3%で「英語もよく通じ、語学面でプレッシャーを感じないこと」が最多だった。以降、「社会や文化・風土が気に入り、その土地にすぐに順応できること」(39.5%)、「新たな知見やスキルを手に入れ、新たなキャリアを形成し成長できること」(38.2%)となった。
ASEAN諸国で勤務した場合、その経験をどう役立てたいかを聞いたところ、最多は「現在勤めている会社でグローバル人材としてキャリアを積んでいきたい」46.3%だった。次いで、「転職し、グローバル人材としてキャリアを積んでいきたい」(24.2%)、「起業し、日本とASEANとを結ぶビジネスを自らの力で創出していきたい」(10.2%)となった。