エミライは9日、GCM Services社による「exaSound Audio Design」ブランドの新製品として、USB DAC「e22 mk2」の取り扱いを発表した。ラインナップは、低ノイズの専用DCアダプタが付いた「ESD-E22M2WP」と、汎用DCアダプタが付いた「ESD-E22MK2OP」。発売は10月1日で、希望小売価格はESD-E22M2WPが533,000円、ESD-E22MK2OPが478,000円(いずれも税別)。

「e22 mk2」

2014年に発売されたフラッグシップモデル「e22」の性能を踏襲しつつ、専用PCアダプタにより電源を強化した日本独自仕様モデル。DACチップにESS Technology社のES9018Sを採用しており、32bitデジタルボリュームでの音量調節が可能。PCM 384kHz/32bitやDSD 256(11.28MHz、12.277MHz)のネイティブ再生に対応する。

44.1kHz系、48kHz系、D/A変換専用にそれぞれ水晶発振器を搭載し、クロックジッター値0.082pico-secondを達成した超低ジッタークロック回路を実現。また、11基のパワーフィルターを搭載し、オーディオ帯域でのノイズを2μVrms以下に抑えることで、ジッターやクロストークを最小に抑えたという。

USB基板とDAC回路との間にガルバニック絶縁回路を搭載し、グラウンドループやPCからのノイズ混入を防止。このほか、低ノイズレギュレーター、0.1%精度の薄膜抵抗、タンタルポリマーコンデンサを使用している。

入力端子は、同軸デジタル×1、光デジタル×1、USBポート(2.0)×1。出力端子はアナログXLR×1、アナログRCA×1、ヘッドホン×1。

本体はサイズがW165×H55×D235mmで、重量が1.1kg。専用DCアダプタは、サイズがW110×H62×D200mmで、重量は1.2kg。

背面端子