インスタグラムは9月2日、「Instagram ダイレクト機能(ダイレクト)」をアップデートし、スレッド型メッセージの会話とフィード上のコンテンツを、ダイレクト機能を介して直接メッセージとして送信できるようになったと発表した。

従来は、同じ相手に新たな写真・動画を共有する場合にも、その都度、新規メッセージを作成しなければならなかったが、 今後は相手によってメッセージのスレッドが作成されるため、いつも会話をしている人たちとのやり取りをより手軽に利用できる。

スレッドがグループの場合には、スレッドに名前をつける、従来のテキスト送信に加えてカメラボタンから写真を撮ったり選んで送信する、大きいサイズの絵文字を送るといった機能もあわせて追加された。

また、インスタグラム上で見つけたコンテンツについて会話を始める新機能も追加。

これまで、興味深いコンテンツを人と共有する場合には、これまではコメント欄に特定の利用者へのメンション(@ユーザー名)をする手法がよく用いられていた。今後は、新たな矢印アイコンが、全ての投稿の左下にあるいいね!とコメントアイコンの横、そして検索ページよりアクセスできるハッシュタグページやスポットページの右上に表示され、このアイコンをタップすることで、共有したいコンテンツを特定の友達やグループにダイレクト機能のメッセージとして送信したり、スレッド内で写真や動画をタップすることで、元の投稿を閲覧し、”いいね!”できる。

Instagramダイレクトの画面イメージ

公開設定は以前と変わらないので、ダイレクト機能を使って送信・共有される写真や動画は、その写真を見ることができる利用者にしか見えない。たとえば、アカウントを非公開に設定している場合には、ダイレクト機能内のメッセージであっても、そのアカウントをフォローしている人にしか、シェアされた写真などは公開されない。