Intelは9月1日(米国時間)、14nmプロセスを採用したSkylake(開発コード名)ベースの第6世代Coreプロセッサファミリとして46製品を発表した。

今回発表されたのは、モバイル向けにTDP45W/35WのHシリーズ、同28W/15WのUシリーズ、従来Core Mの名前が付けられていたが、今回、新たにCore m3/m5/m7/Pentium(第6世代Core m)へと呼び名が変更となったYシリーズ、そして45Wながら、モバイルワークステーションやCADなどへの用途を想定したXeon、デスクトップ向けのSシリーズとそれぞれ同一アーキテクチャながら、それぞれの用途別に分けられている。また、モバイル向け初となる倍率ロックフリーのK型番や、クワッドコアCore i5などもラインアップされている。

なおIntelでは、2015年末から2016年春にかけて、Iris/Iris Proグラフィックスを搭載した第6世代Coreプロセッサや、企業向け第6世代vProプロセッサなどを提供するとしているほか、IoT向けに、複数のTDPレベルで最大7年間の長期供給とECCに対応した25以上の製品を提供していく予定としている。

第6世代Coreプロセッサ。左からUシリーズ(eDRAM搭載)、Uシリーズ、Hシリーズ、Sシリーズ