アシストは9月1日、アマゾンウェブサービス(AWS)のクラウド上に構築したデータビジュアライゼーションBIプラットフォーム「Qlik Sense/QlikView(Qlik製品)」専用のインフラ環境を、ネットワーク経由で利用できる新サービス「アシストTシャツモデル for Qlik」を提供開始する。

同サービスは、Amazon Elastic Compute Cloud(Amazon EC2)インスタンスのスペックが異なるS/M/Lの3モデルから、Tシャツを選ぶようにニーズに適したサイズを選択してAWS上でQlik製品を利用する従量制料金体系のサービスで、インフラコストを最適化した運用が可能となっている。

「アシストTシャツモデル for Qlik」システム構成

サービスは、初期の環境構築料金となる「環境構築料金」25万円(税別)と、毎月のサービス利用料金1万8,000円(税別)で利用でき、別途、S/M/Lの提供モデルごとに利用量に応じたAWS利用料がかかる。また、アシストとQlik製品のプロダクトサポート契約を締結していることが条件で、Qlik製品のライセンス費およびプロダクトサポート費が別途必要となる。

同社は、オリジナルソリューションとして「kintone Connector for QlikView」や「Sedue Predictor for QlikView」などの独自開発したコネクタも提供しているが、アシストTシャツモデル for Qlikをこれらに続く新しいクラウドソリューションとして展開し、2016年8月末までに20社の顧客獲得を目指すとしている。