ガイアックスは8月27日、「LGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダー)支援宣言」を発表した。

同社は、2015年6月にLGBTを多方面で支援するLetibee(レティビー)による、LGBTに対する理解浸透を目的とした企業向けLGBT研修を自社社員向けに実施。

レティビー主催のダイバーシティ研修の様子(2015年6月)

同社は、2016年度には、異性間の婚姻時に提供している結婚祝い金や休暇などの福利厚生の権利を、同性間のパートナーにも平等に提供するように人事制度の改定を行う予定としている。

また、採用ポリシーに差別しないことを規定し、採用エントリーシートと履歴書の性別欄を不問または自由記入とする。さらに、継続的にLGBTフレンドリーで多様性のある職場環境を維持するため、社内のセクシャリティに関してさまざまな立場の人、人事・採用責任者、執行役の計6名で構成される、LGBT委員会を設置するという。

同社は今後、自社内だけでなく、同社と同規模感のIT企業とも連携し、IT業界全体でLGBTフレンドリーを目指すとしている。