マーベラスと日本IBMは8月21日、マーベラスが開発を進めるオンラインゲームの新タイトルのインフラとして、IBMのクラウドサービス「SoftLayer」を採用し、7月より実証実験を開始していることを発表した。

今回、実証実験を行うオンラインゲームのインフラは、「SoftLayer東京データセンター」を利用し、即時対応が求められるゲーム開発において効率的な開発環境の構築を目的としている。

また、SoftLayer上でネットワークエンジン「Photon Server」(GMO)を採用することで、リアルタイム、マルチプレイヤー、マッチメイキングに対応したオンラインゲームの開発がより柔軟なサーバ構成で実現される。

世界20カ所以上あるIBMのデータセンターをグローバルなネットワークで利用できるため、オンラインゲームの海外展開においても柔軟に迅速に対応することができる。

SoftLayerはサーバ費用などのコスト面においてもメリットがあり、オンラインゲームの運用コストの削減にも貢献する。

マーベラスは、今回の実証実験をもとに2016年にリリース予定のタイトルで本格的にオンラインゲームの運用を開始する予定。