S'NEXTは、8月28日よりfinalブランドのヘッドホン「PANDORA HOPE」の製品名を、「SONOROUS(ソノラス)」に変更すると発表した。販路を海外へ拡大するにあたり、一部の国で商標権を獲得できなかったため。

PANDORA HOPE IV(SONOROUS IV)

PANDORA HOPE VI(SONOROUS VI)

PANDORA HOPE IVは「SONOROUS IV」に、PANDORA HOPE VIは「SONOROUS VI」に製品名を改める。新たな製品名SONOROUSは「朗々と鳴り響く」という意味を持つ言葉で、同社の「声や楽器の音が空間の中で響き渡る臨場感を再現したい」といった願いが込められているという。

PANDORA HOPEシリーズは、製品名の変更に合わせてパッケージを一新。本体に刻印されているロゴも、新デザインのものに変更した。

また、原材料価格などの生産コスト上昇を理由に、約10%値上げすることも発表した。現在(値上げ前)の推定市場価格は、PANDORA HOPE IVが43,000円前後、PANDORA HOPE VIが60,000円前後(ともに税別)。

S'NEXTは、2015年5月にファイナルオーディオデザイン事務所と統合。合わせてブランド名「final audio design」を「final」に変更している。