上毛電気鉄道は30日から、メンソールキャンディ「ホールズ」を販売するモンデリーズ・ジャパンとのコラボレーション企画として、シロクマ型の風鈴を車内に吊り下げた「白熊風鈴電車」の運行を開始した。

「白熊風鈴電車」車内

一日駅長を務めた「ホールズ・シロクマ」

上毛電気鉄道は毎年夏に「風鈴電車」を運行しており、冷涼感と爽快感をイメージさせるシロクマ風鈴で埋め尽くす期間限定企画として「白熊風鈴電車」が登場した。江戸風鈴職人の篠原正義氏がガラスの竿で息を吹きながら空中でガラスを膨らませる「宙吹き」という手法で制作した「シロクマ風鈴」60体を車内に飾り付けた。

運行初日に中央前橋駅で開催された「白熊風鈴電車」のお披露目では、一日駅長の「ホールズ・シロクマ」が同電車を出迎えた。中央前橋駅長は一日駅長就任式に際し、「かわいらしい白熊風鈴で、今年も多くの方に涼んでいただけたらと思っています。上毛電鉄の長い歴史の中で、シロクマが駅長に就任してくださるのは初めてのことで、驚きとドキドキが混じった気持ちです」と挨拶した。「白熊風鈴電車」は8月3日まで運行される。