アウディは7月31日、米国カリフォルニア州のソノマレースウェイで自動運転のテストを行ったと発表した。

同社は2014年10月にドイツのホッケンハイムサーキットで自動運転のテストを行っており、RS7ベースの実験車を最高240km/hで走らせることに成功している。

今回のテストでは、412kW(560hp)のパワーを発生し、前のモデルより約400kg軽量化した実験車を使い、1周4050mのサーキットを2分01秒01のタイムで周回することに成功した。アウディによればこれはプロドライバーに匹敵するパフォーマンスだという。

同社は、ラグジュアリークラスのセダン、Audi A8の次世代モデルにおいて自動運転技術の実用化を予定しており、Audi A8に採用される自動運転システムは、駐車時の操作や、高速道路などにおける60km/h以下での加減速、停止、再発進などの操作を担うことになるとしている。

テスト走行の様子