米Amazon.comは7月28日(現地時間)、スタートアップを支援するプログラム「Amazon Launchpad」を発表し、スタートアップの製品を集めたLaunchpadストアを開設した。

KickstarterやIndiegogoなどクラウドファウンディングサービスによってスタートアップのユニークな製品が話題になることが増えている。それに伴って、Y Combinatorなどベンチャーキャピタルがハードウエアスタートアップへの投資を強化している。Amazonはベンチャーキャピタルやスタートアップアクセラレータ、クラウドファウンディングプラットフォームと協力してLaunchpadプログラムを開発した。Launchpadストアはマーケティングに費用をかけられないスタートアップが効果的に消費者に製品を紹介し、販売できる場になる。スタートアップが希望すれば、グローバル展開することも可能だ。

28日時点で米AmazonのLauchpadストアでは230以上の商品が販売されている。「Sphero 2.0」「PowerUp 3.0 Smartphone Controlled Paper Airplane」「FiftyThree Pencil Digital Stylus」のようなすでに多くの利用者を獲得している商品があれば、「eero Home Wi-Fi System」(12月一般発売予定)や「Pavlok」(10月一般発売予定)のように予約を受け付けている段階の商品も多い。