リンクアンドモチベーションは7月23日、FiNCと事業提携し、社員の心と体が健康な組織創りをサポートするサービスの展開を開始すると発表した。第一弾として、個人・組織の健康状態を診断する「ウェルネス経営サーベイシリーズ」の提供を開始する。

本サービスでは、リンクアンドモチベーションの組織や個人を診断・変革する技術「モチベーションエンジニアリング」に、FiNCの「ウェルネス家庭教師」をはじめとした「人の心身の健康を増進する」ソリューションを組み合わせて展開していくという。

「ウェルネス経営サーベイシリーズ」個人分析 画面

「厚生労働省 職業性ストレス簡易調査57項目+FiNC独自の質問項目」に基づく「個人の生活習慣・健康状態」の分析や、組織診断として、社員の「生活習慣」だけでなく、「仕事環境」「上司特性」「職場環境」を加えた、全64項目における「個人と組織の関係性におけるストレス状況」の分析など、個人と組織の診断を行い、組織の「ウェルネスマネジメント課題」を探って改善へとつなげるという。

「ウェルネス経営サーベイシリーズ」組織診断 画面

両社の技術を組み合わせることで、「ストレスチェック義務化」を企業の負担としてではなく、経営戦略とした「ウェルネスマネジメント」につなげるサポートとして提供していく構えだ。価格は、一人あたり月額2000円(税別)~となっている。