BioShock Infinite(グラフ33~47)

Irrational Games
http://www.bioshockinfinite.com/ja/home

Overall(グラフ33~35)を見ると、ここまでと共通した結果になっている。つまり解像度が低いところでは、R9 Fury/Fury XはGTX 980/980 Tiに一歩及ばないが、解像度が上がってFull HDあたりになるとかなり接近し、4Kではほぼ同等といったところだ。なぜかMinimum(グラフ35)だけ妙に落ち込んでいるが、これはRadeon3製品にほぼ共通なあたりは、性能うんぬんというよりはそういう特性なのかもしれない。

ここからはシーン別に。まずはWelcome Center(グラフ36~38)だが、ここではFury系は良くてGTX 980程度というあたりで、GTX 980 Tiには一歩およばない程度。特に最低フレームレート(グラフ38)でRadeon系は先のグラフ35と同じ傾向を示しており、どうもWelcome Centerとはあまり相性が良くないらしい。

一方Town Center(グラフ39~41)ではR9 Fury XがFull HD以上でGTX 980 Tiを上回り、R9 FuryもGTX 980を上回っている。ただし、ここでも最低フレームレート(グラフ41)が面白いことになっており、やはり相性と言わざるを得ないだろう。

様子が変わるのはRaffle(グラフ42~44)で、Full HD以上ではR9 Fury Xが最高速だし、R9 Furyも同じくFull HD以上では健闘しているし、最小フレームレート(グラフ44)もまともな傾向になっている。

ただMountain Island(グラフ45~47)では、平均/最大フレームレート(グラフ45とグラフ46)こそ同様の傾向を示したものの、最小フレームレート(グラフ47)では再びRadeon系が低迷しているというのは、Bioshock Infiniteの多用している描画効果の何かがRadeon系列ではあまり性能が出ないということなのだろう。