Battlefield 4(グラフ26~32)
Electronic Arts Inc.
http://www.battlefield.com/battlefield-4
Overall(グラフ26~28)を見ると、R9 Fury X/Furyともに健闘はしているが、GTX 980 Tiにはわずかにおよばない。ただしGTX 980は完全にキャッチアップしている印象だ。4K解像度まで行くと、絶対的なフレームレートが落ち込んでいる関係もあってGTX 980 Tiとの差は縮まるが、意外にFull HDあたりでの性能差が大きい。
これは実際のプレイでも体感できる。1280×720pixel(グラフ29)だと、GTX 980 Tiは完全に200fps張り付きといった感じだが、R9 Fury/Fury Xでは多少波がある。低解像度で負荷が低いといまいち性能が出ないことはこれまでも見てきたが、解像度が上がってもその傾向が変わらないのが謎である。
Full HD(グラフ31)を見ると、最初から35秒間(最初の銃撃戦が終わるあたり)のGTX 980 TiとR9 Fury Xのグラフが分離していることからもこれが推察される。逆に35秒以降で急に差がなくなるのは、新しい敵が出てきて第2の銃撃戦が始まる過程で、CPU負荷が高まったせいではないかと思われる。
4K(グラフ32)だとさすがに大きな起伏は無いが、それでもほぼ全域で3~4fpsほどR9 Fury Xのフレームレートが低いのが分かる。30fpsあるからプレイそのものは十分可能ではあるが、快適さという意味ではもう少し高いほうが操作性は良好であり、逆に言えばこのあたりでの3~4fpsは割と明確にその差が体感できる値であるといえる。