NECは7月16日、社会の安全・安心を支えるセーフティ事業の中核技術である顔認証技術の開発および本技術を活用したソリューションの企画・開発を加速するため、「顔認証技術開発センター」を新設したと発表した。

同センターは、中央研究所で25年以上培ってきた顔認証技術をベースに、グローバルな課題にあった顔認証の新技術開発、およびソリューションの企画・開発を全社横断で推進するための組織となる。

また、世界各国のNECメンバーと連携し、本質的な社会課題の発掘・可視化、中央研究所による技術開発、ソリューションの企画・開発を推進する。社会インフラの高度化、新しい社会価値創造のためのソリューション提供などを担う「パブリックビジネスユニット」内に設置された。

同社は、セーフティ事業の中でも、特にグローバルに成長が見込まれる映像監視分野のソリューションへ新しい顔認証技術を適用することにより、さらなる事業拡大を目指す。同センターの設置により、顔認証技術を用いたグローバルな事業展開を加速する。