アクサ損害保険は、熱中症が増加する夏を前に、「ペットの健康管理と熱中症対策に関する実態調査」を実施した。調査は6月5日~7日にかけて行い、855名から有効回答を得た。

飼育しているペットに、これまでに熱中症の症状を感じたことがある、または心配になったことがありますか?

ペットも人間と同様、気温や湿度が高い日や日差しが強い日、また過度の運動などにより「熱中症」になる。ペットの熱中症の症状としては、ペットがふらふらする、ぐったりする、息苦しそうにしている、よだれが多く出る、体が痙攣(まひ)する、食欲低下、水を飲まない、発熱、下痢、嘔吐などが挙げられる。

ペットに熱中症の症状を感じたことがある、または心配になったことがあるかどうかについて聞くと、全体の21.1%が「ある」と回答した(「よくある(1.8%)」、「たまにある(11.8%)」、「一度だけある(7.5%)」の合計)。

犬・猫別に比較すると、犬の経験率は全体の24.4%(「よくある(2.2%)」、「たまにある(14.2%)」、「一度だけある(8.0%)」の合計)だったのに対し、猫の経験率は17.5%(「よくある(1.3%)」、「たまにある(9.4%)」、「一度だけある(6.9%)」の合計)で、熱中症の経験率は犬の方が高いことがわかった。

ペットが熱中症になった状況について聞くと、最も多かったのは「家の中で普通に過ごしている時」(44.8%)だった。次いで「家の中でのお留守番中」(21.2%)、「お散歩している時」(15.0%)、「車での移動中」(10.8%)と続く。ペットの熱中症の多くは室内で起こっているようだ。

犬・猫別に比較すると、1位は全体結果と同様、犬・猫ともに「家の中で普通に過ごしている時」だったが、犬の回答率が32.8%だったのに対して、猫は56.8%と20ポイント以上も高かった。2位は犬が「お散歩している時」で、猫は「家の中でのお留守番中」となっている。

飼育しているペットが熱中症になってしまったのはどんな状況でしたか?

ペットが熱中症になってしまった時、具体的にどのような症状が出たかを聞くと、65.3%が「ぐったりしていた」、35.8%が「息苦しそうにしていた」と回答した。「食欲が低下した」(21.6%)、「ふらふらしていた」(18.8%)、「普段よりもよだれが多く出ていた」(11.8%)という回答も多い。

ペットが熱中症になってしまった時、具体的にどのような症状が出ましたか?

どのような応急対処をしたか尋ねると、最も多かったのは「水分を補給させた(犬:72.8%、猫:64.7%)」だった。熱中症になった際に、動物病院などで診療した割合は39.1%で、動物病院での診療までは対応していない飼い主が多数派であることがわかった。

ペットが熱中症になってしまった時、どのような応急対処をしましたか?

ペットが熱中症になってしまった際に、適切な処置ができたかどうかについて聞いたところ、「まあまあ適切な対処ができた」(49.5%)、「とても適切な対処ができた」(5.5%)を合計すると、「適切な対処ができた」の評価は半数を超えた。しかし、半数近くは「適切な対処ができなかった」と振り返っている。