大日本印刷(DNP)はこのたび、主婦のネット利用と暮らしの変化を捉えた「メディアバリューレポートVol.71」を発行した。

「メディアバリューレポート」とは、同社が2001年より、生活者の情報メディア利用と購買行動の変化を調査・分析することを目的に行う「メディアバリュー研究」において、テーマ別の調査・分析結果として発表するもの。

2014年に実施した同研究の定点調査では、首都圏在住の主婦が携帯電話・スマートフォンを所有する割合が、10~60代の男女全体の平均を超えたことが明らかになった。

同社によると、主婦がスマートフォンを利用するようになったことで、主婦同士の情報交換が活発になり、自分の感性に合った商品・サービスに辿り着きやすくなるなど、主婦のネット利用とライフスタイルに変化が表れているのだという。

首都圏在住の主婦が携帯電話・スマートフォンを所有する割合 (資料 : 大日本印刷)

また、ここ数年、主婦がスマートフォンを用いて利用するサービスにも変化が見て取れる。2012年において、サービスの利用目的として最も多い回答は「音楽を聴く」であったが、2014年には、クーポンやSNSなど買い物やコミュニケーションに関わるサービスが上回った。

主婦がスマートフォンで利用するサービス (資料 : 大日本印刷)