エンプライズは6月25日、関東在住の20代30代の男女500名を対象とした「スマートフォン通知に関するアンケート」を実施し、その結果を発表した。

これによると、ショップや施設の情報取得に利用する手段として、メルマガが81%、アプリのプッシュ通知が19%という結果に。また、メルマガを未読のまま溜めた経験がある人は約6割にのぼり、その量を尋ねると、1位が「1-10通(37.7%)」で、次いで「100通以上(28.0%)」「11通-25通(19.7%)」となった。

メルマガを利用している方は8割以上 (資料 : エンプライズ)

メルマガを未読のまま溜め込んだ経験とその程度 (資料 : エンプライズ)

次に、アプリ利用者(有効回答数97名)に対し、プッシュ通知を見る頻度を尋ねると、「時々見る(33.0%)」や「毎回ではないがよく見る(22.7%)」「あまり見ない(21.6%)」との結果となったほか、プッシュ通知をきっかけに、入店や購入など実際に行動したことがある人の割合は4割にのぼることが分かった。

4割の方がプッシュ通知がきっかけで行動する (資料 : エンプライズ)

また、ショップや施設内におけるアプリの使い方としては、「セール情報(75.6%)」や「予約・空席状況の確認(41.5%)」「イベント情報(34.1%)」が多く、中でもセール情報の取得を目的とした利用が最も多い結果となった。

なお、メルマガやプッシュ通知が届いた時の率直な気持ちに関して、メルマガは「なんとも思わない(49.8%)」が「うざったい(18.8%)」や「もういらない(14.6%)」という回答より多く、プッシュ通知は「なんとも思わない (39.2%)」「得した(21.6%)」が「うざったい(12.4%)」との回答を上回った。

アプリのプッシュ通知は「セール情報」の取得によく使う (資料 : エンプライズ)

実はメルマガやプッシュ通知が届いても何とも思っていない (資料 : エンプライズ)