ソーシャルサービスやメッセンジャーの利用が増えているとはいえ、電子メールはまだまだコミュニケーションの王道だ。会社とプライベートを合わせると、相当量のメールが飛び交っているというのが現状だろう。

そこで、Techliciousの記事「Google Inbox & 3 Other Useful Apps for Managing Your Email)」を参考に、GmailやiCloudといった主要なメールの管理を簡素化できるアプリやサービスを紹介しよう。

スワイプでメールを処理できる「Mailbox」

スマートフォンでメールを管理しているという人におすすめなアプリが「Mailbox」だ。Mailboxはモバイル向けに特化された受信トレイで、OS X、iOS、Androidに対応しており、GmailとCloudで利用できる。

Mailboxは基本的に、スワイプでさまざまな処理を行う。左右のスワイプ、さらにそれぞれ端まで、途中までと合計4種類の動きで、できることが異なる。

Mailboxの画面。スワイプによってできることが人目でわかる

まず、中央の受信トレイから、右の途中までスワイプするとアーカイブ、端までスワイプするとゴミ箱に入れることができる。逆に、左に向かって途中までスワイプすると、メールを後で読むように設定できるスヌーズ機能を利用できる。 「Later Today(すぐ後で)」「This Evening(今日の夕方)」「Tomorrow(明日)」など細かく設定できるほか、デスクトップで読む「Desktop」もある。内容によってはデスクトップでメールを書きたい場合があるはず。そんなちょっとしたニーズを満たしてくれる。左の端までスワイプすると、リストを選択してメールを振り分けることができる。

さらには、「Auto-Swipe」という学習機能もあり、スワイプとスヌーズの自動化も可能だ。例えば、ソーシャルネットワークなどサービスから送られるメールはスヌーズにするなどの共通の操作を学び、自動化できる。

記事では、スマートフォンでメールを利用することが多いGmailとiCloudユーザー向けには良いとしているが、欠点として、メールのソート(分類)ができない点が挙げられている。

メルマガの購読解除も一括して行える「Unroll.Me」

ニュースサービスや企業からのお知らせなどの購読メールが多いなら、「Unroll.Me」は知っておいて損はないサービスだ。Unroll.Meはこれらのサービスの購読停止が行え、購読しているサービスからバラバラに届くメールを1通のメールにまとめて送ってくれる。Outlook.com、Gmail、Google Apps、Yahoo! Mail、AOL Mail、iCloudに対応している。

利用も簡単で、Unroll.MeのWebサイトで自分のメールアドレスを入力してサインアップすると、自動的にスキャンして購読系やお知らせメールを検出してくれるので、設定の手間もかからない。リストアップされたメールサービスについて、購読を解除するか、購読しているメールサービスをまとめた「Rollup」に含めるかを設定できる。Rollupは受信したメールサービスのダイジェスト版となり、人によっては数十もあるメールをわかりやすく把握できる。なんといっても、受信ボックスからこれらのメールがなくなるのでスッキリするはずだ。

Googleからの通知メールが検出された。Rollupに追加するか、解除するかを選択できる

なお、もしRollupに登録した購読メールを本来のように個別のメールとして見たい場合は、Unroll.meという名称のフォルダ(Gmailはラベル)に入っているので、ここから確認できる。

空の受信ボックスを目指す「Mailstrom」

MailboxとUnroll.meが受信ボックスを整理してくれるツールであるのに対し、401 Labsの「Mailstrom」は受信ボックスを掃除することを目指している――つまり、受信ボックスを空にすることを目的としているのだ。Gmail、Google Apps、Apple、Outlook.comなどに対応するほか、IMAPに対応したメールサービスでも利用できる。

Mailstromは、メールをスキャンして、送信者、件名などから受信ボックスを分析して、分類してくれる。具体的には、送信元、件名、ソーシャルなどのカテゴリーごとに分類されるので、送信元ごとのメールの受信数、送信元ごとのメールのサイズなどを調べることができる。こうした分類をもとにメールを整理すればよい。

Gmailに対応しているフリートライアルを試してみた。自分が受け取ったメールの内容が一目でわかる

このほか、メッセージへの対応をいつにするのかを決定できる機能「Chill」、特定のメールに対して一定時間のみ受信ボックスに置いておくよう設定できる機能「Expire」、よく返信している人のメールにすぐにアクセスできる機能「People I've Emailed」などがある。メールを削除する機能「Block」には学習機能により送信者、メーリングリスト、件名などに基づきフィルタリングルールを設定してくれる。

またメーリングリストの解除、スパム保護などの機能もあり、かなり包括的なサービスとなっている。

機能が充実しているだけあって、Mailstromは有料。Basicで月額4.95ドル、Plusは月額9.95ドルなどとなっている。機能が限定された無料トライアルもあるので、興味がある方は試してみてはいかがだろう。