Google App Engine

Googleは6月16日(米国時間)、「Google Cloud Platform Blog: App Engine for PHP is generally available. Build scalable apps, faster.」において、PHP向けのGoogle App Engineの提供を開始したと伝えた。これにより、今後、PHPおよびGoogle App Engineを用いたWebアプリケーション開発が可能になる。

GoogleはこれまでGoogle App EngineのPHP対応を実現するためにベータ版としてPHP版を提供してきたが、これが正式版として公開されたことになる。Googleはこの公式版において、次のような利点があると説明している。

  • インフラストラクチャ側の脆弱性などへの対処は自動的に実施される
  • 自動的にスケールする機能を提供しており、低クエリから高クエリまで自動的に対処可能
  • NoSQLデータベース、メモリキャッシュ、ユーザ認証などアプリケーション開発を迅速に実施する機能がすでに提供されている

GoogleはPHPを使ったWebアプリケーション開発のプラットフォームとしてGoogle App Engineを採用することで、開発の効率化や運用の簡素化などにおいて利点があると主張している。