オンキヨー&パイオニアは16日、業界初(同社調べ)の「音声付き早見/遅見再生」機能を搭載したハイレゾ音源対応のBDプレーヤー(2機種)を発表した。パイオニアブランドから発売し、価格はオープン。推定市場価格(税別)は、上位モデル「BDP-180」が27,000円前後(7月下旬発売)、「BDP-3140」が15,000円前後(6月下旬発売)。それぞれブラックとシルバーを用意する。

BDP-180

BDP-180とBDP-3140の「音声付き早見/遅見再生」は、音程を変えずに音声を聞きながら1.5倍速/0.8倍速の再生ができる機能。動画を短時間で見たり、再生速度を落としてダンスレッスンなどに利用できる。USBメモリに保存したハイレゾ音源(WAV/FLAC)の再生にも対応した。

さらに上位モデルのBDP-180は、3Dデジタルカメラで撮影した3D静止画ファイル(MPO)、高音質フォーマットのSACD、ハイレゾ音源のDSDとALAC(Apple Lossless Audio Codec)にも対応。「4K/24pアップスケーリング」機能も搭載しており、高画質・高音質でコンテンツを楽しめる。加えて「YouTube Send to TV」にも対応し、スマートフォンのYouTubeアプリで選択した動画をテレビ画面に映すことが可能だ。「Miracast」と「Wi-Fi Direct」にも対応しているので、スマホ/タブレットの画面をそのままテレビに映し出せる。DLNA 1.5準拠。

BDP-3140

対応するメディアは、BD-ROM(BDMV) 、BD-R/RE(BDMV、BDAV) 、BD-R DL/RE DL(BDMV、BDAV)、BD-R LTH(BDMV、BDAV)、DVD-Video、DVD-R/RW(ビデオモード、VRモード/CPRM対応)、DVD-R DL(ビデオモード、VRモード/CPRM対応)、DVD+R/+RW(ビデオモード)、DVD+R DL(ビデオモード)、CD、CD-R/RW(音楽CDフォーマット)、SACD(BDP-180のみ)、AVCHDディスク、AVCRECディスク、USBメモリ。

再生可能ファイルは、BDP-180がDivX Plus HD、MKV、WMV、3GP、FLV、JPEG、MPO、PNG、GIF、MP3、WMA、FLAC、WAV、DSD、ALAC。BDP-3140が、DivX Plus HD、MKV、WMV、3GP、FLV、JPEG、MP3、WMA、FLAC、WAV。

インタフェースは、HDMI×1、アナログ2ch音声出力×1、光デジタル音声出力×1、有線LAN(10BASE-T/100BASE-TX)×1。USBポートは、BDP-180が2基、BDP-3140が1基。本体サイズ・重量は、BDP-180がW435×D250×H58mm・2.0kg、BDP-3140がW360×D208×H39mm・1.2kg。