Google Chrome runs web pages and applications with lightning speed.

WebアプリケーションやWebサイトの開発にあたってMacBookファミリーを使う開発者は少なくない。自社のデスクで、顧客先で、会議室で、電車の中で、自宅に帰ってから、さまざまな場所でMacBookを使っている開発者やビジネスマンにとって、バッテリーの保ちは重要な問題だ。

Mac OS XのデフォルトブラウザはSafariだが、WebアプリケーションやWebページの開発にはGoogle Chromeを使うというユーザは少なくないだろう。しかし、ChromeはSafariよりもより多くのバッテリーを消費すると言われてきた。これは、Safariを利用している時も、Chromeを使っている時のほうがMacBookをバッテリーで利用できる時間は短くなることを意味する。

しかし、その状況は改善に向かっているようだ。Googleの Chrome UIチームでシニア・ソフトウェア・エンジニアを務めるPeter Kasting氏氏のGoogle+における発言によれば、バックグラウンドタブのレンダリングプライオリティを下げるといった動作変更や、Safariと同じ結果を得るために起動していたSafariユーザエージェントの数を削減するなどして、ChromeのMac版では、着実にバッテリーの保ちを改善する取り組みを進めていると説明されている。