グーグルは6月5日、Googleアカウント情報の管理Webページを改善し、新たにユーザーのプライバシーとセキュリティに対する疑問に答えたWebサイトを公開した。

アカウント情報ページでは、ユーザーが個人情報の安全性を確認でき、プライバシーを守りつつGoogleサービスを利用する上で、どの情報をどのように取り扱うか、一元管理できる。一般的にこうしたセキュリティ設定のオプションはわかりづらくなるため、Googleではわかりやすい説明書きも付け加えている。

情報管理は、大きく「ログインとセキュリティ」「個人情報とプライバシー設定」「アカウント設定」の3つに分かれている。

ログインとセキュリティでは、Googleへログインする際の通知設定や、Googleサービスと連携設定を行ったアプリやサイトの管理が行える。個人情報とプライバシー設定では、登録した個人情報の公開設定やアカウント履歴の管理など、プライバシー情報の一元管理が図られている。アカウント設定では、アカウントの言語設定やGoogleサービスの使用停止などが簡便に行えるようになる。

個人情報とプライバシー設定では、「広告設定」という項目がある。自分の検索履歴などをベースに趣味嗜好にあった広告配信が行われているが、より精度の高い広告表示や、目に触れたくないジャンルの広告のオプトアウト設定などがこの項目から設定できる。オプトアウト設定を行った場合、広告は引き続き表示されるものの、広告の関連性は低くなる。

一方で、ユーザーのプライバシーとセキュリティに対する疑問に答えた新サイトでは、Googleがどのような情報を収集しているのか、そのデータをどのように利用しているのかといった根源的な疑問に対してQ&A形式で回答を行っている。

もちろん、事業的な話だけでなく、実際にGoogleがどのようなセキュリティ体制を構築しているかといった疑問にも答えている。