オークローンマーケティングが運営する「ショップジャパン」は6月2日に、「ショップジャパン アカデミー」プログラムを虎の門ヒルズにある東京オフィスを拠点として開始することを発表した。今後は、「ショップジャパン アカデミー」を、社内教育および社外への教育支援活動の総称とし、活動を進めていくという。

社内教育の取り組みについては、次期マネジャー(管理職)と次期リーダー(管理職候補)を対象に、知識の習得のみならず、取得した知識を実務に取り入れ、その結果、得られた気づきや学びをプログラムメンバー内で共有し、次のアクションに活かすまでを構成としたプログラムを実施する。また、新入社員向けには、一方的な知識共有ではなく、自らが考え、アクションを起こす力を習得できるよう、実践を中心とした研修プログラムを導入。管理職層には、より高いビジネスレベルを目指した研修プログラムを実施する。

社外への教育活動については、日本大学商学部 金雲鎬(Kim Woonho)准教授のゼミとショップジャパン社員による、「オム二チャネル」をテーマとした共同研究を実施。ショップジャパン東京オフィスに、学生と社員が集い、ビジネスプラン策定、コンテンツ提案、広告効果測定など、ショップジャパンにおけるさまざまな課題を洗い出し、研究を行うという。

また、5月にシンガポールマネジメント大学の学生を招き、同社若手社員と意見交換を行ったことから、今後も国内外の向上心のある大学生を対象に、ショップジャパン東京オフィスへの企業訪問を受けつけ、積極的に国内外で教育機会の創出および提供を行っていくという。

さらに、ショップジャパン代表 ハリー・A・ヒルや、ショップジャパン社員を講師とし、各教育機関などでの講演活動も予定している。

同プログラムを通じて、同社では「世界中でより豊かなライフスタイルを実現する」という同社ビジョンの具現化に努めていくとしている。