厚生労働省は20日、地域資源で雇用を創出する「実践型地域雇用創造事業」として函館市などの18地域を選出した。

函館などを「実践型地域雇用創業事業」採択地域に決定

7月より事業開始予定

厚生労働省は平成24年度より、各省庁や地方公共団体と連携し「実践型地域雇用創造事業」を実施。雇用機会の不足している地域が、それぞれの地域特性を生かし、創意工夫を凝らして雇用を生み出すための取り組みを支援している。

このたび同省は平成27年度の第1次採択地域として、北海道函館市を始めとする18地域を決定。各地域は、7月より「【茶源郷和束産業集積プロジェクト】生産地からの茶文化発進による交流産業振興と移住・定住の受け皿づくりによる雇用創出」(京都府和束町)、「泳ぐ宝石・金魚のように人が輝く雇用創出プロジェクト~磨こう、長洲町の宝物を!~」(熊本県長洲街)などそれぞれが定めたプロジェクト指針に基づき、事業を開始する予定となっている。