UNITED STATES COMPUTER EMERGENCY READINESS TEAM

US-CERTは5月12日(米国時間)、「Microsoft Releases May 2015 Security Bulletin|US-CERT」において、MicrosoftからWindowsの脆弱性を修正するアップデートの提供が始まったとしして、必要に応じてアップデートを実施するよう注意を喚起した。

今回のアップデートでは、13の脆弱性が修正されると説明されている。これら脆弱性を悪用されると特権昇格、DoS攻撃、遠隔からのコードの実行、情報漏洩、セキュリティ機能の回避といった操作を実施される危険性がある。US-CERTではユーザや管理者に向けて「Microsoft Security Bulletin Summary for May 2015」において脆弱性の内容を確認するとともに、必要に応じてアップデートを適用することを推奨している。

周知のとおり、Windows XPはすでにこうしたセキュリティアップデートの対象から外れている。依然としてWindows XPを使用している場合はセキュリティサポートが提供されているより新しいオペレーティングシステムへ移行することが望まれる。