ダイナコムウェアは13日、アイコンやピクトグラムをフォントデータ化し、最適なフォントと組み合わせた法人向け製品「スケーラブルピクトグラムフォント(スケピト)」を発売した。

スケーラブルピクトグラムフォント」の特徴

「スケピト」は、言語の違いによる制約を受けない"視覚言語"として広く利用されているピクトグラムやアイコンを、誰でも簡単に利用できるようにしたフォント製品で、「医薬」「食品」「標識」など、各業界に特化したアイコン・ピクトグラム素材とフォントデータをセットで提供していく。同製品では、これらのピクトグラムやアイコンをフォントデータ化することで、通常の文字フォントと同じくテキスト表示エリアに描画可能とし、各素材のイメージに最適なデザインフォントを選択して利用することもできる。

ピクトグラムやアイコンは、スケーラブルフォントとして利用できるため、表示するデバイスに依存しない自由な表示が可能。また、フルカラーの色彩情報をフォントデータの一部として登録できるため、アプリケーションごとの色彩情報を統一することも可能だ(Windows 8.1にて対応)。さらに、同社パッケージ製品「Gaiji Builder2」と同製品のアイコン・ピクトグラム素材を組み合わせることで、新たなアイコン・ピクトグラムを簡単に作成することも可能となっており、デザインを得意としない人でも安心して利用できるという。

なお、同社は5月13日から15日まで東京・有明の東京ビッグサイトにて開催される「第18回 組込みシステム開発技術展(ESEC)」に出展予定。同社ブース(西6-33)では、同製品のデモ展示が実施されるとのこと。