JR小倉駅の駅ビル「アミュプラザ小倉」を運営する小倉ターミナルビルはこのほど、6階レストランフロアの全面リニューアルに着手すると発表した。8月上旬の完成・開業をめざす。

6・7階吹き抜けイメージ

6階共用スペース

北九州エリア初出店6店舗を含む全13店舗が入る予定で、自宅と職場の間の「サードプレイス」(3番目の場所)をコンセプトに、「オンとオフを切り替え、いつでも気軽に行ける居心地の良い場所」をめざすという。

核となるのは、書店と和カフェを組み合わせたブックカフェ。抹茶ドリンクや日本茶を片手に、気になる雑誌やお気に入りの本を閲覧する時間消費型のライフスタイルを提案する。その他、中華料理、洋食、回転寿司、和定食など幅広いジャンルの飲食店がそろう。リニューアルに合わせてステーションホテル小倉7階の2店舗もレストランゾーンに加え、ホテルとアミュプラザ小倉の回遊性強化を図る。

設備面でのサービス向上の一環として、外国人旅行者も快適に使えるフリーWi-fiを導入。トイレ横には授乳用の個室やおむつ交換用ベッドなどを備えたベビー休憩室を新設し、乳幼児を連れた来館者にも配慮する。