4月25日、26日に幕張メッセにて「ニコニコ超会議2015」が開催された。そろそろ2週間が経つこのタイミングでレポートというのも今さら感たっぷりではあるが、せっかく2日間通しで参加したことだし、特に気になったブースやイベントを写真と共に振り返ってみたい。

今年もこの季節がやってきた……というくらいには定番になってきた

と言っても、全部を見て回れたわけではない。何しろ超会議はあまりにも広く、あまりにもたくさんのイベントがありすぎた。どれか一つのブースにかじりついたわけではなく、それなりにまんべんなく歩きまわったつもりだったが、それでもたった2日間では到底すべてを見ることは不可能だった。2日間開催といっても、純粋な開催時間はトータルで15時間ほど。どう考えても一人では時間が足りず、結局立ち寄れなかったブースも多かった。

今回のリアル来場者数は15万人オーバー。前回を約3万人上回った

去年までこんなに広かったっけ? と思ったら、実際のところ、今年から超会議の会場はさらに広くなっていたのだ。

同日開催されていた超パーティーが別日になったため、余ったイベントホールがフードコートと休憩所に

昨年までは使っていなかった9~11ホールが追加されており、さらに昨年まではライブイベントのみに使用されていたイベントホールも開放され、フードコートと休憩所が入ることになった。

いけふくろう(本物)も目印として登場。ニコニコ本社が現在、池袋にある関係でのレンタルだろうか

初日はまず、そのイベントホールから攻めてみた。目的は超会議フードと、JALが提供した「階段」(パッセンジャーステップカー)を体験するためである。この階段は、VIPなどが来日したときにTVによく映っているアレだ。

まずは初出展のJALが用意した「階段」

下りてみた。だから何だ、と言われると困るが

今回、JALはイベントホールの客席とアリーナをつなぐためだけに、この「階段」を提供したというわけ。何ともニコニコらしいノリだ。初出展なのに"わかっている"感がすごい。

もう一つ、JALが用意したファーストクラスのシートを体験できるエリアもあった。もちろんファーストクラスは飛行機で乗ってこそだし、サービスも込みでファーストクラスなわけだけど、普段なかなかできない体験ができるという意味では面白い試みだったと思う。

ファーストクラスのシートを体験できる

フライトシミュレータ

それからフライトシミュレータも用意されていた。これはゲームみたいなものなので、ニコニコ向きのコンテンツだ。