Microsoft Edge

Microsoftは5月8日(米国時間)、「A look at new feedback-driven improvements to the network tool in our F12 Developer Tools」において、同社の次期オペレーティングシステム「Windows 10」でデフォルトとなるWebブラウザ「Microsoft Edge」のF12開発者向け機能を紹介した。MicrosoftはWindows 10のプレビュー版の提供とともにMicrosoft Edgeの改善に取り組んでおり、開発者向け機能の充実を図っていると説明している。

同社は、「Microsoft Edge」においてネットワークトラフィック・キャプチャの自動開始機能、JSON HARへエクスポートする機能、フィルタリング機能がないといった指摘を受け、これらを実装するとともに、ネットワークツールのUIを変更し、より自然にこうした機能が利用できるように工夫している。

WebアプリケーションやWebページの開発において、ブラウザが提供する開発者向けの支援機能は欠かすことができない機能だ。開発者はこうした機能を通じて通信内容を把握するとともに、より高速にデータのダウンロードやページのレンダリングが実施できるように工夫している。開発者にとって扱いやすい機能を提供できるかどうかが、ブラウザがアプリケーションやページの開発に利用されるかどうかを大きく左右するため、どのブラウザベンダもこうした機能の実装に力を入れている。