トッパン・フォームズは4月23日、独EYE SQUAREとの協業により、Webカメラを用いてインターネット経由で定量的なアイトラッキング調査(視線計測調査)を行うサービス「オンラインアイトラッキング」の提供を開始したと発表した。

同サービスは、EYE SQUAREが開発したアイトラッキングシステムを活用することにより、PC画面上に映された対象物へのユーザーの視線をWebカメラで計測し、調査および分析をするもの。チラシやダイレクトメール、Webサイト、動画などにおいて有用な効果が期待できる。

「オンラインアイトラッキング」イメージ

従来のアイトラッキングは、行動観察とインタビューを5~10人の少人数に対して行う調査が主だったが、同サービスにより、100名以上のモニターに対して定量的な視線計測調査を行うことが可能となり、従来1カ月程度を要していた調査・分析期間を約2週間に短縮することができるという。