日立情報通信エンジニアリングは4月20日、企業・事業所向け電話システムである中・小容量向けIP-PBX(構内交換機)の新製品「NETTOWER MX-01」を販売開始した。価格は、ひかり電話8ch/24ボタン機能電話機20台/FAX用回線2台分/10分間停電対応バッテリーのシステム構成例の場合で130万円(税別)から。

多機能電話機とNETTOWER MX-01

新製品は、同社の小容量向けIP-PBXである「NETTOWER MX900IP」の後継となる中小容量向けIP-PBX。

ユニファイド・コミュニケーション、モバイル端末、キャリアサービスへの対応に加え、上位モデルの大容量IP-PBX「NETTOWER CX-01」が持つコンタクト・センター(ACD、CTI)向け機能やサーバー連携などの機能を実装し、小容量から中容量の企業・事業所のコミュニケーション基盤として活用できる。

MX900IPの機能や操作性を継承し、既にMX900IPを利用中の場合は、設置場所や配線などの再使用が可能で、導入コストの低減を図ることができるという。

MX-01は導入企業の事業拡大に伴うPBXの拡張に対応可能であり、中小容量域に加えてCX-01との連携による大容量化や音声ネットワークも実現できるとしている。両機種は、公共施設/ホテル/店舗/病院/介護施設など多様な業種の特殊な要件にも対応し、容量や業種を問わず幅広く使用できるとのこと。

テレフォニーのラインナップ図