Boxは4月13日、インタフェースの刷新や機能追加を発表した。これによりユーザーは、アプリケーションの確認作業やファイル保存の繰り返しといった作業を簡略化できる。また、HHVMプロジェクトを利用することで、従来の2倍の速さでファイルのロードが可能となった。

Boxが刷新したデザインで特徴的なものは、ヘッダーのツールバーに編集、共有、ダウンロードのみを配置したことだ。これにより、タスクの迅速な操作が可能となった。また、サイドバーへの最新動作の反映や、コンテンツバーにおける動作表示の簡略化など、全体的にスマートなデザインへと生まれ変わった。

「簡素化された機能」

新デザインのBoxのフレームワークはHTML5ベースで、Box機能に対応したあらゆるサイトに、簡単に組み込むことができる。アップグレードしたBox Embedウィジェットもその一つだ。

今回の刷新で、D画像とX線などの医療画像もBox上で確認できるようになった。また、動画プレビュー機能も拡張したため、15種類のファイル形式への対応も可能になり、ダウンロードや複数ファイルの保存を繰り返すといった作業が不要になった。

「医療画像の表示」

Box機能が追加される中で、HHVMプロジェクトを通じ、ページのロード時間も改善された。その結果、100KB未満のファイルは従来の2倍の速さでロードできるようになっている。