ジランソフト・ジャパンは4月15日、同社が提供する企業向けオンライン・ストレージ・サービスである「DirectCloud-BOX(ダイレクトクラウド・ボックス)」のオプション・サービスとして、プレゼンテーション・アプリ「DirectCloud-VIEW(ダイレクトクラウド・ビュー)」を提供開始した。

新サービスは、DirectCloud-BOXに蓄積したファイルをリッチ・コンテンツ化し、デバイス間でのデータ同期技術を利用することでペーパーレス会議が実現できるという。 発表者がプレゼン資料のページをめくる、線を引く、画面に印を付けるといった操作が可能で、その結果を参加者のデバイスに同期可能とのこと。

DirectCloud-BOX(左)から会議用ファイルを選び、DirectCloud-VIEW(右)へ送信する例

発表者には専用アプリのインストールが必要で、アプリを利用してプレゼンテーション資料の作成や配布が可能。10ページの会議資料の場合、変換に要する時間は30秒程度で、数回タップするだけでペーパーレス会議の準備ができるとしている。 なお、参加者はアプリのインストールが不要で、ブラウザからドキュメントにアクセスすることができるという。

DirectCloud-VIEWから生成した発表資料の画面

同サービスの利用にはDirectCloud-BOXへの申し込みが必要だが、無料トライアル版に申し込むと全ての機能を30日間試用できる。