米BOX OFFICE MOJOは4月3日~4月5日の全米週末興業成績を発表した。

人気カーアクション映画“ワイルド・スピード”シリーズ最新作『ワイルド・スピード SKY MISSION』が週末興収1億4,362万3,000ドルを稼ぎ出し、初登場でぶっちぎりの首位に君臨。4月に封切られた作品としては、昨年の『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』の9,500万ドルを大きく引き離してトップとなり、オールタイムランキングを塗り替えた。

(C)Universal Pictures

7作目となる本作では、映画“ソウ”シリーズのジェームズ・ワンが監督を務め、ドミニク役のヴィン・ディーゼルをはじめ、本作の撮影期間中に急逝したポール・ウォーカーらおなじみのキャストが続投。最強の敵であるデッカード・ショウ役を人気アクションスターのジェイソン・ステイサムが演じている他、カート・ラッセル、トニー・ジャーらも登場し、東京、アブダビ、ロサンゼルスと世界の都市を股にかけたド派手なカーアクションが展開する。

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前週トップのドリームワークス制作のCGアニメ『Home (2015) (原題)』、2位のウィル・フェレル&ケヴィン・ハートコンビのコメディ映画『Get Hard(原題)』は、それぞれ2位、3位にランクダウン。4位『シンデレラ』は順位を維持し、公開4週間での累計興行収入は1億6,725万1,000ドルに到達した。

その他7位の『Woman in Gold(原題)』が初登場。ナチスが接収したオーストリアの画家・グスタフ・クリムトが描いた肖像画の返還を巡り、政府に対して訴訟を起こした老女と弁護士の実話を描く。監督は『マリリン 7日間の恋』(2011年)のサイモン・カーティス。主人公の老女を、『クィーン』(2006年)でアカデミー主演女優賞をはじめとした数々の受賞歴を持つイギリスの大女優・ヘレン・ミレン、弁護士役を『ウルヴァリン:X-MEN ZERO 』(2009年)のライアン・レイノルズが演じている。

北米週末興行成績TOP 10(4月3日~4月5日)

順位 先週順位 作品名 週末興行収入 累計興行収入 日本公開日 週経過
1 ワイルド・スピード SKY MISSION 1億4,362万3,000ドル 同左 4月17日 1
2 1 Home (2015) (原題) 2,740万ドル 9,562万1,000ドル 未定 2
3 2 Get Hard(原題) 1,292万5,000ドル 5,700万4,000ドル 未定 2
4 4 シンデレラ 1,028万9,000ドル 1億6,725万1,000ドル 4月25日 4
5 3 The Divergent Series: Insurgent(原題) 1,000万ドル 1億338万5,000ドル 未定 3
6 5 It Follows(原題) 246万5,000ドル 854万1,000ドル 未定 4
7 Woman in Gold(原題) 200万4,000ドル 210万ドル 未定 1
8 6 Kingsman: The Secret Service(原題) 170万ドル 1億2,226万ドル 未定 8
9 7 Do You Believe?(原題) 150万ドル 981万1,000ドル 未定 3
10 9 The Second Best Exotic Marigold Hotel(原題) 100万ドル 3,005万9,000ドル 未定 5