Marketoは4月2日、同社の「エンゲージメントマーケティングプラットフォーム」とGoogle AdWords、Google アナリティクスとの連携ソリューションを発表した。

これにより、マーケターは、新規見込客の獲得や販売・商談、ロイヤルカスタマー化といった顧客接点における、より詳細で広範な広告の成果測定と、デジタルマーケティングプログラムの構築が可能となる。

同ソリューションでは、プラットフォームに記録されている見込み客のデータや、所属企業の属性・プロファイルを参照でき、関心が高そうな潜在顧客に向けパーソナライズされた広告を配信することができる。

また、見込み客のスコアや商談化の可否といった、オフラインのコンバージョン情報をMarketoからAdWordsにエクスポートでき、Google AdWordsのビジネスインパクトを売上や利益といったビジネス成果として数値化・最大化することが可能なほか、入札金額や出稿予算や注力すべきポイントを把握することで、ビジネスインパクトの大きいキーワードに広告出稿を集中し、費用対効果の向上を実現する。

さらに、データベースに登録済みの見込み客だけでなく、まだ匿名状態のWeb訪問顧客の企業属性やプロファイルデータといったMarketo上のデータを、Googleアナリティクスと連携することで、ナーチャリングのプロセスを通じ、見込み客の行動がどのように変化していくかをより詳細に分析し、最適な広告の配信を行うことが可能だ。