ブランでスッキリ! 」委員会はこのほど、20~50代女性を対象に実施した「お通じ」に関する意識調査の結果を明らかにした。調査期間は3月10日~15日。
まず、「お通じ」に関する悩みの有無について聞いたところ、およそ半数(44%)が「便秘で悩んでいる」と回答した。年代別で見ると若年層で悩んでいる人が多く、20代では57%、30代では51%と、半数以上が悩んでいることがわかった。
どれぐらいの期間便秘で悩んでいるか聞くと、年代が上がるにつれて期間が長くなる傾向が見られた。特に40代~50代では7割の人が「20年以上」と回答している。20~30代から便秘で悩む人は、中年以降も便秘から抜け出せない傾向にあるようだ。
続いて、腸の調子を整える働きのある食物繊維について尋ねたところ、「とても気にしている」「やや気にしている」と約9割(85%)が積極的に摂取しようとしていることがわかった。
しかし、1日に摂(と)ろうとしている食物繊維の量を聞くと、平均9.5gと少なかった。さらに実際の摂取量は平均7.3gとなり、厚生労働省が18歳以上の女性に定めた1日の食物繊維の目標摂取量18g以上(日本人の食事摂取基準2015年版)という数値に大きく足りていない状況であることが明らかとなった。