MMD研究所は23日、タブレット端末を所有する20歳以上の男女1,108人を対象に行った「2015年3月タブレット端末に関する利用動向調査」の結果を公開した。それによると、56.1%の人がタブレットを持ち歩いているという。

タブレットを携帯している人の割合

タブレット端末を所有する20歳以上の男女1,108人を対象に、タブレットの持ち歩きについて聞いたところ、「よく携帯している」が32.4%、「たまに携帯している」が23.7%となり、合わせて56.1%の人がタブレット端末を持ち歩きしていることがわかった。年代別では、20代の43.1%、30代の36.6%が「よく携帯している」と回答している。

続いて、タブレット端末の利用頻度について聞いたところ、「ほぼ毎日」が54.1%、「週4から5回」が14.7%、「週2から3回」が11.8%、「週1回程度」が8.5%という結果となり週1回以上の利用者は89.1%だった。

タブレットの利用頻度

タブレット端末所有者に「毎日から週1回程度」または、定期的に利用しているアプリのジャンルについて聞くと、最も利用が多かったのは「動画」で45.8%、次いで「天気」、「ニュース」が35.3%となった。また、タブレット端末を持ち歩いていると回答した人に、同様の質問をすると、「動画」が57.9%で最も多く、次いで「SNS」が49.3%、「ゲーム」が45.4%と全体とは異なる結果となった。

タブレットで利用しているコンテンツ(全体)

タブレットで利用しているコンテンツ(タブレット端末を携帯している人)

そのほか、タブレット端末が便利な理由についても質問。最も多かったのは「画面が大きい」で54.0%の人が回答した。次いで「Wi-Fiがあればどこでも利用できる」(50.5%)、「持ち運びに便利」(47.2%)、「起動時間が速い」(44.8%)、「パソコンサイトが閲覧できるから」(41.5%)となった。

タブレット端末が便利だと思う理由