米Qlik Technologiesの日本法人クリックテックジャパンは3月18日、セルフサービス型データ・ビジュアライゼーションおよびデータ探索製品の最新版である「Qlik Sense 1.1」を発表した。同製品の完全版は、2015年2月よりパートナー各社において国内販売を開始しているという。

同製品は、サーバーベースのデータ分析アプリケーション。今回のバージョンアップでは、各企業でも一般的に利用率の高い「ピボットテーブルオブジェクト」が新しい機能として追加された。軸(指標と項目)をドラッグ&ドロップで入れ替えることができ、同じデータセットをさまざまな角度から分析することができる。

「Qlik Sense 1.1」ピボットテーブル

また、ユーザーが選んだ指標とそのパフォーマンス推移をすぐに追跡することができる「KPIオブジェクト」という新しいビジュアライゼーションや、総合的なマップ機能のプロバイダであるMapbox社との提携によりシンプルなマップ(地図)機能が実装された。

そのほかにも、データ・ストーリーテリングの改良、ショートカット・メニュー・オプションの追加、日付時刻フィールドの自動グループ化などの機能が追加されたとのこと。