ワイドテックは3月13日、自社開発・独自ドメイン対応のECサイト構築・運営システム「WideShop(ワイドショップ)」をバージョンアップした「WideShop Ver.6」、ならびにWideShop Ver.6をベースとする無料版2製品を、4月1日から提供開始すると発表した。

「WideShop Ver.6」は、直感的な操作を導入した商品登録機能などで使いやすさが向上。あわせて、Googleアナリティクスだけではなく、Googleタグマネージャにも対応することにより、SEO対策に不可欠な管理機能を充実させた。また、できるだけ少ない労力でショップが構築できるよう、ショップのデフォルトデザインに最新のWebデザイントレンドを採用した。

WideShopのデモサイト

「WideShop F500」は、初期費用やランニングコストを負担に感じる顧客向けの、初期導入費用と固定費用が無料のプラン(月額固定費用無料の利用には一定の条件有)。ネットショップの顧客利便性向上に不可欠な、クレジットカード・コンビニ・銀行・電子マネーでの決済を標準搭載し、商品登録数は通常版であるWideShop500と同等の500点まで対応している。

「WideShop F30」は、コストをかけずにネットショップを運営したいというニーズに応える、スモールスタートのためのショッピングカート。最大商品登録数は30点までで、クレジットカード・コンビニ決済などには非対応、ユーザーサポートをメールのみに限定することで、固定費用完全無料での提供を実現した。コスト面への懸念からネットショップ運営をためらっていた顧客層が手軽に参入できるよう、潜在需要の掘り起こしを狙う。

両製品とともに、顧客固有の要望に応じて機能を追加・変更するカスタマイズや、独自ドメイン(年間5,400円/税込)にも対応している。