米BOX OFFICE MOJOは3月13日~3月15日の全米週末興業成績を発表した。

シャルル・ペローの童話を実写化したディズニー映画『シンデレラ』が初登場1位に。ディズニーによる映画化は1950年のアニメ化以来。『ヘンリー五世』でアカデミー監督・主演賞、『マリリン 7日間の恋』で助演男優賞にノミネートされたケネス・ブラナーが監督を務める。主人公のシンデレラ役と王子役には、新鋭俳優のリリー・ジェームズとリチャード・マッデンを抜擢、継母役をケイト・ブランシェット、カボチャを馬車に変える魔法使い役をヘレナ・ボナム=カーターが演じるなど、大物ハリウッドスターたちが脇を固めている。

(C) 2015 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

2位も初登場となった『ラン・オールナイト』。リーアム・ニーソン主演のクライム・アクション映画で、『アンノウン』(2011年)、『フライト・ゲーム』(2014年)に続いて、ジャウム・コレット=セラ監督と3度目のタッグを組んだ作品。ニーソン演じる殺し屋のジミーは、命を狙われた息子を助けるために相手を殺してしまう。しかし、殺害した男は、自らの親友でありマフィアのボス、ショーンの息子であったことから、再び命を狙われることになってしまう。マフィアのみならず、暗殺者や買収された警官らに息子共々追われる立場となったジミーは生きのびることができるのか。息子を殺され復讐に燃えるマフィアのボス役にエド・ハリス、ジミーを追い続ける刑事役にヴィンセント・ドノフリオが起用されている。

前週トップのニール・ブロムカンプ監督最新作『チャッピー』は5位に急降下。3位に『Kingsman: The Secret Service(原題)』が4位から返り咲いた。

9位『アメリカン・スナイパー』は、前週11位から9位へと再びトップ10入り。2014年12月25日の公開から4週目で首位に立ち、その後4週連続でトップをキープした。以降も前週のみ10位圏外へ落ちたものの、今回12週目で再浮上。その根強い人気ぶりが改めて示された形だ。

全米週末興行成績TOP 10(3月13日~3月15日)

順位 先週順位 作品名 週末興行収入 累計興行収入 日本公開日 週経過
1 シンデレラ 7,005万3,000ドル 同左 4月25日 1
2 ラン・オールナイト 1,101万5,000ドル 同左 5月16日 1
3 4 Kingsman: The Secret Service(原題) 620万ドル 1億737万3,000ドル 未定 5
4 2 フォーカス 580万5,000ドル 4,403万2,000ドル 5月1日 3
5 1 チャッピー 580万ドル 2,330万ドル 5月23日 2
6 3 The Second Best Exotic Marigold Hotel(原題) 570万ドル 1,806万ドル 未定 2
7 5 スポンジ・ボブ 海のみんなが世界を救Woo! 410万ドル 1億5,469万1,000ドル 5月16日 6
8 7 McFarland, USA(原題) 369万2,000ドル 3,497万4,000ドル 未定 4
9 11 アメリカン・スナイパー 293万ドル 3億4,150万ドル 公開中 12
10 9 The DUFF(原題) 290万ドル 3,031万7,000ドル 未定 4