『スピード』『マトリックス』シリーズの俳優キアヌ・リーブスが、復讐に燃える元殺し屋を演じるアクション映画『ジョン・ウィック』が、今年10月に全国公開されることが13日、明らかになった。

『ジョン・ウィック』で主演を務めるキアヌ・リーブス

キアヌ演じるジョン・ウィックは、裏社会に語り継がれる伝説の殺し屋。愛を知ったことで足を洗い、表の世界を生きていたが、ある日、偶然ロシアン・マフィアにすべてを奪われてしまう。そこから怒りに震え、ニューヨークを舞台に一人で組織に立ち向かうという壮絶な復讐劇を描いた作品だ。全米では3日間のオープニング成績で1,400万ドルというスマッシュヒットを記録し、早くも続編のうわさが浮上している。

監督は『マトリックス』シリーズで、スタントコーディネーターとスタントを務めたチャド・スタエルスキが初メガホンをとり、キアヌと再びタッグを組んだ。製作は『ウルヴァリン:SAMURAI』でチャド・スタエルスキと共にアクションコーディネーターを務めたデヴィッド・リーチ。スタントコーディネーターと第二班監督に『ボーン・スプレマシー』『ボーン・アルティメイタム』のスタントコーディネーター、ダリン・プレスコットというアクションに精通したチームを結成した。

それだけに、劇中では、69年型フォード・マスタング、70年型シボレー・シェヴェルといった名車でのカーアクションに加え、ガン(銃)とカンフーを組み合わせた"ガンフー"と呼ばれる新たなアクション銃術が随所に登場。スーツ姿でスタイリッシュ、かつ派手に繰り広げられるアクションシーンは見どころだ。

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