3月10日早朝(現地時間3月9日)、米Appleはスペシャルイベントを開催し、スマートウォッチ「Apple Watch」の発売日を4月24日と明らかにしたほか、新型MacBookなど各種新製品の発表を行った。本稿ではイベントの様子をレポートしよう。

Apple TVのコンテンツがさらに充実(ただし米国のみ)

スペシャルイベントにはアップルのティム・クックCEOが登壇。冒頭では、恒例となった新しい直営店の紹介ビデオとして、中国・西湖の直営店が紹介され、中国で21店舗目、世界では453店の直営店があると紹介。前四半期だけで1億2,000万人が来店したという。

中国・西湖のアップルストアは表参道店のようにガラス張りだが、2階建になっており、売り場面積もかなり大きい

続いてApple TVの現状を紹介。米CATV大手のHBOがApple TVのチャンネルとして新たに加わり、4月から有料サービス「HBO NOW」が始まることを明らかにした。

HBOのリチャード・プレプラーCEOが登壇。月額14.99ドルで全番組を視聴可能な「HBO NOW」をアピール。人気番組「Game of Throne」なども楽しめることを紹介すると、会場は大歓声に包まれた

また、Apple TVはこれまで2,500万台を売り上げており、99ドルから69ドルへの値下げも発表された。日本ではApple TVはチャンネルも少ない状況だが、米国では着実にコンテンツを追加し続けており、かなり使える環境に成長していると感じられる。日本のコンテンツホルダーにも参入を真剣に検討してほしいところだ。

Apple TV(第3世代)の日本での新価格は8,200円。為替レートは118.8円なので、実はちょっとだけお買い得だ